木製の脚立
りんご栽培をしています。数ある用具の中で、脚立は必需品です。
私は、アルミの脚立を使っていますが、義祖母は、未だに木製の脚立を使っています。というのも、八十も後半の義祖母にとってアルミの脚立は、重いのです。
以前は、全て木製の脚立を使っていたらしいのですが、次第に壊れていって現在は2脚しかありません。ホームセンターに行っても、木製の脚立は売っていないし、ネットで調べても農作業で使う脚立は、見つかりません。
「それじゃあ、自分で作ってみよう!」
と思い作り始めましたが、素人が残っている脚立を見ただけで作るのですから、それはもう大変。初めは、少し丈夫にしようと思い、全部太めにしましましたが、出来上がって女房に試しに持ってもらいましたが、
「なんか重い!」
それで、また解体して全てをカンナを使い、薄くしました。
「これで、どう?」
「前より軽い。」
これで妥協して使って貰う事にしました。ここまで、作成に取り掛かってから2ヶ月もかかってしまいました。(10月23日現在)
早速、畑に持って行ってまずは、女房に上ってもらって、記念撮影。
参考までに義祖母が使っている脚立を並べて撮影してみました。並べてみても一見遜色の無いように見えますが、近くで見ると私が作った脚立はボコボコです。今回は、敢えて近景の写真は載せない事にします。